まずは、両方のお袖を通します。
お袖を通したら、
向かって左側(ワンちゃんにとっては右側です)のゴムを、
向かって右側の脇の下の開いている部分(身八つ口といいます)から通して、
もう片方のゴムと、背中で、結んでください。
その上に、帯をつけます。
帯の中に、ゴムを入れ込んで下さい。
ゴムが長すぎる場合には、切って下さい。
胸の打ち合わせは、マジックテープにすると、ワンタッチで簡単ではございます。
ですが私共では、そのようには、致しておりません。
わざと、手間がかかるように、人間のお着物と、ある程度、似せて作っております。
人間のお子様に着せる時のように、
「ちょっと、○○ちゃん、じっとしてて!動かないで!」
という、「間」をもたせたいのです。
マジックテープにすれば、ほんとにワンタッチでお客様にとっては簡単ですが、
それでは、愛想が無いというか、お着物や浴衣の意味が無い気がするのです。
お着物や浴衣という物は、本来、着るのに時間がかかるものですから、
そういう、日本の昔からの本来の部分を、犬の場合でも、大切にしたいのです。